インターネット時代

我が母は熱狂的なマイケル・ジャクソンファンです。
もうマイケルヲタクと言っても過言ではないでしょう。

THIS IS ITも2回見に行ってました。
CDもDVDもたくさん持ってます。

(ちなみに、THIS IS ITは俺も一回行ったし、CDは俺も1枚持ってる)

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ある日俺がニコ動でマイケルの動画を見つけてきて、

たまたま再生していたところ、

母が部屋に入ってきまして。

マイケルがしゃべるその映像を一緒にみましたのです。
で、自分も使い方を覚えたいと。


そういうわけで簡単な使い方を伝授しました。

アカウントとったり、動画の検索方法を教えたり。


次の日から母はリビングに置きっ放しのEeePCでニコ動を見るようになりました。

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また何日かたった後、


今度は母は「欲しいCDがあるが姫路で一番大きなCDショップに行っても無い」とか言い出しました。

アマゾンの使い方を教えました。


で、気づいたら
アマゾンの小さいサイズの箱が5つくらい、
ダンボール用のゴミ箱に突っ込まれていたわけです。

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また何日か後、母の行動をよくよく見ていると、

ニコ動にコメントを張り込んでいました。

…あれ、そんなこと教えてないのにな?


気づいたらインターネットスラングも理解していましたですよ、びっくりなのです。

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ふむ、インターネット凄い。

そう思った今日この頃なのです。

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もう少し踏み込んでいうと、

ニコニコ動画はすごいコンテンツだと思うんです。
インターネット入門者向けとして。


なんていうか、「便利」なコンテンツではなくて「魅力的」なコンテンツというべきでしょうか。

便利なコンテンツは使いこなそうという意図と意識がなければ使うことは難しいでしょうけれども、
魅力的なコンテンツというのは楽しんでいればいつの間にか使い方を覚えている、そういうものだと思います。


その魅力的なコンテンツに触れて


あぁ、インターネットっていうのは意外と怖くない、面白いものなんだ


という意識を持つことで、その先にある便利なコンテンツ、アマゾンであったりそういうコンテンツに触れる事が容易になるのではないかな


とそんなことを思ったりしたのです。

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ま、しかしそんなことよりも一番強く思ったことは、


あぁ、俺のヲタの血はぜったい母から引いたんだな。
俺のヲタは遺伝だったんだ、オレのせいじゃなかったんだ。


ということですね!(笑