400円少しでオライリー本を手に入れるたったひとつの方法

Android端末を持っていればオライリー本を200〜410円で手に入れることができるよ!
すごいね!

という話をします。


先に言っておけば、怪しい手段じゃなくて公式に認められた方法ですよ。



そういうわけでオライリー本を400円で手に入れましょう。

用意するもの

  • Android端末
    マーケットが動けばなんでもいいんじゃないかと思います。
  • 現金:450円
    ドル・円相場によるのだけれど、今のところ410円以内ですべて手にすることができます
    (2011年2月現在)

あったらいいもの

  • 電子書籍リーダ
    液晶画面では疲れるので、KindleとかePubが読めるリーダ端末あると幸せですね。
  • 英語力
    残念ながら英語版しか手に入らないので。むしろ必須?

やること

Androidマーケットで検索

普段どおりAndroidマーケットへ行ってください。

で、「o'railly」とでも検索してください。


こんな感じになります。
250〜410円でゴロゴロ、全部オライリー本です。


落として読む

Googleに心とクレジットカード番号売ることで、オライリー本のAndroidアプリ版を手にすることができます。

悪魔に(ry

起動するとこんな感じになります。

そういうわけでAndroidで読めました。パチパチ。


もっと読む

ところで、これだとAndroid端末でしか読めないです。
おもしろくないです。
#まぁでも共通のGoogleアカウントを使ってれば何台の端末にもインストールできます、Androidマーケットの仕様。

面白くないので「Option」とか覗いてると…

「Export」

なんぞこれっておして見ると

おぉ、ePub*1でエクスポートできるぞ!!!

というわけで、

ePubでよめるぞーーーー!
お好きなePubリーダにぶち込んでお楽しみください。


ところがぁ

ところが、これじゃうまく行かない子が居るんですね。

この場合はどうすればいいかっていうと、
1.「AppMonster」とかで対象のオライリー本のapkをSDへ保存
2.パソコンへ流しこむ
3.ここからとっても有用なAirアプリを落とす
4.落としたアプリへapkをDrag&Dropする
5.ePub発生
というような手順を踏めば良いです。

ePubのエクスポートが付いていないものは、別にオライリーが意地悪しているわけではなくって、その本に付いている「Aldiko Book Reader」のバージョンが1.2.10以下であることに起因しているようです。
このバージョン以降の本はエクスポートが付いているので、おそらく発行(マーケット登録)日の違いなんじゃないですかね。
なんだか怪しげな手段ですが、一応、これも認められた手段のようです。


ちなみに、apkをばらせばすぐに分かる事なんですが、

中に明らかに怪しいフォルダがあるので、

適当に引っ張ってzipしてepubに組み直せばこのAirアプリは不要ですよ。

Airアプリを落とす手間を考えれば、自力でePub作ったほうが楽かも…)


まとめ

そういうわけで、紙のオライリー本を買ったときとの差額でariaちゃんは買えちゃうので、

実にお得な端末だなぁAndroidは。と思いました。

といいつつ、もう少しお金を払うとiOSでも出来るみたいです(600円くらい。)


ハンドブック系とかいれておけば便利ですよ。

英語多読の教科書としてもいいですよね!


と、そんな感じでしたー。

まとめのまとめ

ところで、このオライリー本は実はこれで「読めるぞ!」って所だけではなくて、

この配布形態自体に注目すべきだと思うんですよね。


実はこのアプリは「DRM Free」を謳っていて、それが故のこの扱いの自由さになっています。

当然吐き出したePubDRM Freeになっていますし、apkをバラしてePubを取り出すのも認められた手段です。


いくらある程度リテラシーが高い(と思われる)情報系技術者に向けた出版物であるとしても、

この形態は凄いと思いませんか?


出版新時代を感じたりした今日この頃です。

(一応、すごく良く売れる本とかはapk版で売ってなくて、そこら辺はきっちり守ってるなとも思った。)

*1:僕的にはよく普及してて最高に取り回しのいい電子書籍フォーマット